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公開シンポジウム

【平成29年度・東京】超高齢社会における寺院の役割―介護者に寄り添う-総合研究プロジェクト-

日時 2018年2月19日(月)13:00~17:00
場所 大本山増上寺 光摂殿 講堂
主催 浄土宗総合研究所「現代における老いと仏教」研究班

わが国は2007年に65歳以上の人口が二割を越え、超高齢社会となりました。浄土宗総合研究所「現代における老いと仏教」研究班では、超高齢社会の諸問題について研究を進めるうちに、在宅介護における介護者(ケアラー)に関する問題の根深さに気づかされました。介護者は近親者や地域から孤立し、心の不調を抱え、家庭内暴力や時には命が失われるなどの深刻な事態を引き起こすこともあります。
 
この問題に対して現在注目されているのが、介護者同士が悩みを語り合う場であるケアラーズカフェです。本研究班では、東京都内の浄土宗寺院において開催されているケアラーズカフェの実地調査を行いました。その結果、親身に悩みを聞いてくれる僧侶・寺族、芳香の漂う心やすらぐ空間、そして何よりすべてを受け入れてくれる仏さまがおられる寺院という場は、介護者のストレスを軽減するのに適していることが分かってきました。
 
法然上人のお手紙の中には「あなたからのお手紙の内容をつぶさにうけとめました」という書き出しを持つものがあります。上人はお念仏の教えを説くばかりではなく、まずは相手の方のお話に深く耳を傾け、悩みを聞き、その気持ちに寄り添われておりました。私たち一人ひとりも、この超高齢社会に身をおく者として、法然上人のように、相手の悩みや立場を察し、その気持ちと共にあろうとする姿勢が何より大切でありましょう。
 
本シンポジウムでは、介護に関わる有識者や実践家を交えてディスカッションを行い、上記のケアラーズカフェのような新しい取り組みをふまえて、超高齢社会における寺院の可能性を提案し、未来に光を当てていきたいと思います。
 
◇基調講演:
「超高齢社会における寺院の可能性」
 岡村毅 (東京大学医学部附属病院精神神経科助教
      東京都健康長寿医療センター研究所非常勤研究員、医学博士)
 
◇ディスカッション:
・コーディネーター
 東海林良昌 (浄土宗総合研究所研究員)
 
・コメンテーター
 岡村毅
 
・パネリスト
 野田真智子 (介護雑誌『Better Care』編集長)
 牧野史子 (NPO法人 介護者サポートネットワークセンター アラジン代表)
 卜部敦史 (映画『まなざし』監督、介護福祉士)
 下村達郎 (香念寺住職、ケアラーズカフェ主催)     ※敬称略
 
◇お申込
シンポジウム・映画上映会とも、どなたでもご参加いただけます。寺院関係者の場合は寺院名、寺院番号、所属教区・組、参加者のお名前を明記の上、下記のいずれかにお申し込みください。
 
Email:sympo2017@jsri.jp
Fax:03-3438-4033
※締切2月10日(金)…当日参加も可能ですが、なるべく事前にお申込ください。
 
◇映像中継
映像中継(ユーストリーム)を予定しています。当日このページ内に中継画面を設定します。
 
◇映画『まなざし』の上映会と映画解説
※同日10:00より同会場で、パネリストでもある卜部敦史監督が制作した映画『まなざし』の上映会と映画解説があります(詳細は下記のチラシをご覧ください。クリックすると大きくなります)。こちらもぜひお越しください。
 
シンポジウム表裏_03.jpg
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浄土宗総合研究所

東京都港区芝公園4-7-4 明照会館内
TEL :03-5472-6571(代表)  FAX :03-3438-4033
E-mail:kudo@jsri.jp (担当:工藤量導)



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