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公開講座

※開催中止になりました 【令和元年度・東京】公開講座「仏教の智慧を開く -浄土宗大本山増上寺所蔵元版大蔵経デジタルアーカイブ化-」-総合研究プロジェクト-

日時 令和2年3月9日13:00~16:30(受付は12:30から)
場所 浄土宗 大本山増上寺 光摂殿
主催 浄土宗総合研究所(浄土宗基本典籍の電子テキスト化プロジェクト班)

※新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、開催中止となりました

 

慶長の昔、徳川家康公が集め増上寺に寄進した三つの大蔵経

明治維新、関東大震災、東京大空襲を超えて

増上寺が現在に伝えたその経蔵

今、ここに仏教の智慧の蔵が開かれます

 

 浄土宗総合研究所では、浄土宗大本山増上寺所蔵元版大蔵経デジタルアーカイブ化についての公開講座を開催いたします。

 仏教研究における漢文文献のデファクト・スタンダードである大正新脩大蔵経が、浄土宗大本山増上寺所蔵の高麗版大蔵経を底本とし、同寺所蔵の宋版大蔵経(思渓蔵)と元版大蔵経を対校本とすることは周知のことです。

 来たる2024年、浄土宗は開宗850年を迎えます。その記念行事の一つとして、この増上寺所蔵高麗版大蔵経のデジタルアーカイブ化と増上寺三大蔵デジタルアーカイブのインターネット上での公開が企画されております。それに先立ち、弊研究所では、昨年度は宋版大蔵経を、本年度は元版大蔵経をデジタルアーカイブ化いたしました。

 二回目となる今般の公開講座では、増上寺所蔵元版大蔵経およびそのデジタルアーカイブ化の持つ意義について、大正新脩大蔵経テキストデータベースを運営するSATから下田正弘先生と永﨑研宣先生、また、大蔵経をご専門とされる野沢佳美先生と上杉智英先生をお招きしてお話を伺います。併せて国際的な画像アーカイブの仕様であるIIIFに準拠した元版大蔵経デジタルアーカイブの運用を紹介します。

 

〇講師・講題

・上杉智英(京都国立博物館研究員)

 「浄土宗大本山増上寺所蔵元版大蔵経、画像公開の意義」

 浄土宗大本山増上寺所蔵の元版大蔵経は、元時代至元十四年(1277)より同二十七年(1290)にかけて、杭州の南山普寧寺僧、道安らにより刊行された、いわゆる「普寧蔵」と呼称される一大仏教叢書である。本発表では、増上寺蔵元版大蔵経の概要を紹介し、デジタルアーカイブ化による画像公開の意義を、①元版大蔵経研究上、②刊本大蔵経の系譜研究上、③大正蔵本の史料批判上、の三つの視座より論じたい。

 

・野沢佳美(立正大学文学部教授)

「印刷漢文大蔵経研究の歴史と課題-目録・報告書刊行を中心に-」

大正末から始まった「大正蔵」編纂に合わせ『昭和法宝総目録』 3 冊が刊行された。以後、今日に至るまで、各地の大蔵経調査が漸増する中で多くの「現存目録」や「調査報告書」が刊行された。それらは、大蔵経研究の重要な基礎情報となっている。本報告では、『増上寺三大蔵経目録』に代表される「現存目録」などの刊行が大蔵経研究に果たした役割や問題点とともに、電子化が進む中での意義・課題を考えたい。

 

・齊藤舜健(浄土宗総合研究所主任研究員)

「IIIFに準拠した増上寺蔵元版大蔵経デジタルアーカイブの運用」

増上寺三大蔵中の元版は、デジタル時代以前にマイクロフィルムに撮影収録された。今回、インターネット上での公開を前提として、その画像を電子化し、画像を公開するための国際的な枠組みであるIIIFに則ってデジタルアーカイブ化した。昨年度デジタルアーカイブ化した宋版と合わせ、実際にどのように閲覧等ができるのか紹介する。

 

・永崎研宣(東京大学大学院人文社会)

「大蔵経研究におけるデジタル画像活用の新展開」

大蔵経のデジタル画像は版式や字形の違いをはじめとして、それまでは困難だった様態の比較を容易にしたという点で大蔵経研究に大きな進展をもたらしつつある。SAT DBに実装されつつある、IIIFの特性を活かした「重ねて透過することによる比較」機能は、各大蔵経の比較をより容易にするだろう。本発表では特にその機能を中心としてSAT DBの近況と近い将来について紹介したい。

 

〇申し込み・お問い合わせ

ご希望の方は、氏名・所属を明記の上、下記FAX番号またはEmailアドレスまでお申し込みください。

参加費無料。広く一般に公開します。

  FAX:03-3438-4033

  Email:daizokyo2019@jsri.jp(担当:大橋)

 

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浄土宗総合研究所

東京都港区芝公園4-7-4 明照会館内
TEL :03-5472-6571(代表)  FAX :03-3438-4033
E-mail:kudo@jsri.jp (担当:工藤量導)



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