浄土宗総合研究所では「浄土宗デジタル典籍」として、浄土宗に関わる各種文献の電子化・公開に携わってきました。ぜひご利用ください。
浄土宗が宗祖法然上人800年大遠忌記念出版『新纂浄土宗大辞典』(浄土宗、平成28年3月14日刊)をWEB上で提供しています。深遠な教えの用語だけでなく、「数珠」や「墓」などの日常的なことばも解説されています。浄土宗教師のみならず、檀信徒の皆さま、浄土宗と今はまだ直接の関りのない一般の方々にも、浄土宗に関係する様々なことがらについてお調べいただき、その教えにふれていただければ幸いです。
浄土宗の宗典を集めた『浄土宗全書』正続両篇に収められた文書が、電子テキストとしてインターネット上に公開され、浄土宗宗典の内容を、世界中のどこからでも、いつでも、誰でも、コンピュータを用いた検索によって一瞬にして得られるようになりました。これによって、浄土学研究あるいは浄土教研究がますます進展することを願います。
増上寺所蔵の三大蔵は世界宗教である仏教の歴史と教義の精神的支柱、そして東アジアの活字文化と印刷技術の結晶です。増上寺三大蔵画像アーカイブを活用して、大正新脩大蔵経の底本と対校本を画像として閲覧することができるようになりました(宋版が161,191コマ、元版が163,569コマ、高麗版が158,429コマからなります)。各方面で存分に活用されることを切に望んでおります。