所長挨拶

本研究所は浄土宗企画調整室所管の付属研究所です。平成元年(1989)にかつての教学・布教・法式の三研究所を統合して発足し、 令和2年にその歴史を記録した『三十年史』が発刊されました。その三十年の歴史を踏まえた新たな節目の年に所長に就任することになり、 その縁を重く受けとめています。

本研究所は浄土宗寺院や教師が直面する様々な課題に対して、プロジェクト研究を設定し、 時にその成果が本宗に寄与できているのかが求められています。その一方で、独立性を保った研究所であることも大切であると考えます。

プロジェクト研究は常に二十前後あり、宗門大学で仏教学、浄土学の研究にたずさわる方々、 さらには第一線で活躍している布教、法式の方々が、研究員としてチームを組んで推進しています。 内容は多岐にわたり、宗務当局からの諮問を検討したり、時宜にかなった課題であったり、また浄土宗の基本文献の地道な研究であったりです。

その成果は毎年の『教化研究』、隔年の『総研叢書』に、さらには浄土宗の出版室から単行本として発刊されることもあります。 皆様のご指導ご鞭撻をよろしくお願い申上げます。

所長 今岡達雄

研究所の沿革と目的

浄土宗総合研究所は、平成元年(1989)に、それまで約50年の歴史を持つ教学院研究所と、 布教研究所、法式研究所の3研究所を統合した形で発足しました。浄土宗の寺院住職が期待する現代の布教教化に関する様々な課題について、 従来の経典・典籍研究を踏まえ、時代に即応した研究を進めることを目的としています。

 

【浄土宗総合研究所パンフレット】 ※クリックすると拡大されます

研究員一覧

令和6年度の研究体制は以下の通りです。(令和6年4月1日現在)

所長

今岡達雄

副所長

戸松義晴

主任研究員

齊藤舜健、坂上典翁、袖山榮輝

研究員

青木篤史、荒木信道、石田一裕、市川定敬、井野周隆、大橋雄人、工藤量導、郡嶋昭示、佐藤堅正、柴田泰山、東海林良昌、曽根宣雄、田中芳道、中野孝昭、名和清隆、林田康順、春本龍彬、 北條竜士、宮入良光、宮坂直樹、八橋秀法、吉田淳雄、若林隆仁、和田典善

事務員

青木篤史、岩井正道、斎藤唯衣、杉浦靖隆

研究スタッフ

粟飯原岳志、青木玄秀、安達俊英、井川直樹、石井綾月、石川広宣、 石川琢道、石上壽應、伊藤茂樹、伊藤竜信、井上良昭、岩井正道、岩田照賢、岩谷隆法、ウエイン・横山、上野忠昭、鵜飼秀徳、エリカ・バッフェリ、大河内大博、大島慎也、大髙源明、大屋正順、岡崎秀麿、小川法道、小川有閑、 小野静法、籠島浩貴、角野玄樹、神田眞雄、工藤大樹、熊谷信是、小路竜嗣、小林惇道、後藤真法、斎藤唯衣、酒井仁成、坂上雅翁、清水秀浩、下端啓介、下村達郎、ジョナサン・ワッツ、吹田隆徳、菅波正行、杉浦靖隆、杉山裕俊、関光恵、善裕昭、曽田俊弘、高瀬顕功、田中裕成、遠田憲弘、中川正業、 長尾光恵、長尾隆寛、中島正淳、永田真隆、中村吉基、服部祐淳、林田徹順、林雅清、原マリ、樋口広思、平子泰弘、平間俊宏、平間理俊、マーク・ブラム、前田信剛、松尾善匠、水谷浩志、南宏信、宮田恒順、八尾敬俊、 八木英哉、山下千朝、山田紹隆、吉原寛樹、吉水岳彦、若麻績憲義、渡邉眞儀、渡邉龍彦、和田良世

アクセス

浄土宗総合研究所

〒105-0011 東京都港区芝公園4-7-4 明照会館内4F
TEL:03-5472-6571(代)
FAX:03-3438-4033

・都営地下鉄大江戸線「赤羽橋」下車徒歩5分
・都営地下鉄三田線「御成門」「芝公園」下車徒歩10分
・都営地下鉄浅草線「大門」下車徒歩15分
・JR・モノレール「浜松町」下車徒歩20分
・都バス「東98」(JR東京駅<丸の内>等々力駅前)
 「東京タワー前」下車 徒歩1分

京都分室

〒605-0062 京都府京都市東山区林下町416
浄土宗教化研修会館(源光院)
TEL:075-744-0841
FAX:075-744-0849

・京都市バス「知恩院前」下車徒歩3分
・京都市営地下鉄「東山」下車徒歩5分