第1集から第3集までは浄土宗布教研究所の月例研究会の報告を兼ねて発行された資料集。平成元年(1989)より、浄土宗総合研究所・布教研究部が引き継ぎ、公開講座の収録などを主としてまとめられた。
【これまでの刊行物】
第10集『新しい檀信徒のために』
第9集『ターミナルケアの手引き』
第8集『仏教と自然』
第7集『環境問題への視座』
第6集『現代教化の視点』
第5集『現代の教化をもとめて』
第4集『浄土経典に学ぶ』
第3集『御法語に学ぶ』
第2集『現代と教化』
第1集『現代における生と死』
浄土宗総合研究所の現代教化儀礼研究班の一環として、儀礼を考え、準備・役配・差定・参考資料を整理し、誰にでもすぐに実践できることを目的として構成してみました。
内容は基本編として「準備」「差定と役配」「入檀式作法」、応用編として「五戒授与を加えて」「修養会として」「参考資料」が掲載されている。
平成10年3月、B6版、96頁
浄土宗総合研究所の生命倫理の総合的研究の一環として、ターミナルケアの問題に取り組み、その実践研究の一部を出版したもの。
内容は「ターミナルケアとは」「ターミナルケアを始めるにあたって」「浄土宗寺院の現状」「歴史的な臨終の行儀」「臨終を迎えて」「葬儀の意義の再考」「宗教者としての今後の課題」「付録 終末期ケアへの念仏者のかかわり方」が掲載されている。
平成8年2月、B6版、74頁
浄土宗総合研究所布教研究部の環境問題研究班が、平成6年2月に開催した公開講座を基調に、改めて各先生に書き下ろして頂いたものと、平成六年度予備研究としてのプロジェクト「国際・環境保護」が開催した公開講座の内容を収録したものである。
内容は松濤誠達「インドの自然観」、小野田俊蔵「チベットの自然観」、福井文雅「中国宗教と自然」、河波昌「日本における仏教と自然」、ナハトマ・タティヤ「インドにおける自然と仏教」、プラチャック・クッタジトウ「森と人と共生」、パイサン・ウィサ―ロ「森を守る仏教者の役割」が掲載されている。
平成6年3月、B6版、105頁
浄土宗総合研究所布教研究部が、平成4年度の定例研究会での講演をまとめたものである。
内容は酒井嘉昭「環境問題とは何か」、松濤誠達「環境としての自然―初期仏教の場合」、奈良博順「日本文化と自然」、武藤義一「地球環境と宗教」として、講義および報告が掲載されている。
平成5年3月、B6版、117頁
浄土宗総合研究所布教研究部が、平成3年度の定例研究会での講演をまとめたものである。
内容は長谷川良昭「青年の教化―教育の現場から―」、大村彰道「思春期の心理と宗教の役割」、場知賀礼文「女性と宗教」、飯田順雅「現代人教化の可能性―ビジネスマン世代に向けて―」として、講義および報告が掲載されている。
平成4年3月、B6版、132頁
浄土宗総合研究所布教研究部が、平成2年度の定例研究会での講演をまとめたものである。
内容は竹中信常「浄土教の未来像―阿弥陀佛・念佛・往生のとらえ方―」、袖山榮眞「仏教の二重構造」、坂野泰巨「寺院の教化戦略」、土屋光道「現代人への教化」として、講義および報告が掲載されている。
平成3年3月、B6版、177頁
浄土宗総合研究所布教研究部が、その前身であった浄土宗布教研究所の昭和60年12月に行った集中研究会の指導講演の内容、および定例研究会の内容を報告書としてまとめたものである。
内容は宮林昭彦「序にかえて―法然上人と浄土三部経―」、林霊法「観無量寿経」、梶山雄一「般舟三昧経」として、講義および報告が掲載されている。
平成3年3月、B6版、99頁
浄土宗総合研究所布教研究部が、その前身であった浄土宗布教研究所の昭和60年12月に行った集中研究会の指導講演の内容、および定例研究会の内容を報告書としてまとめたものである。
内容は宮林昭彦「序にかえて―法然上人と浄土三部経―」、林霊法「観無量寿経」、梶山雄一「般舟三昧経」として、講義および報告が掲載されている。
平成3年3月、B6版、99頁
浄土宗布教研究所が、昭和62年度に行った月例研究会の報告書としてまとめたものである。
内容は川添崇「新宗教と既成仏教―我々は新宗教をどうとらえるか―」、村瀬嘉代子「相談の窓口から―最近の家族や子供の問題とその対応―」、八木季生「都市における教化の問題点」、広瀬卓爾「現代社会の病理と教化」として、講義および報告が掲載されている。
昭和63年3月、B6版、133頁
浄土宗布教研究所が、昭和61年度に行った月例研究会の報告書としてまとめたものである。
内容は壬生台舜「死をどう迎えるか―臨終の問題を中心として」、福西賢兆「死に臨んでの儀礼」、福井光寿「現場から見た生老病死」、佐藤雅彦「現代における生と死―その文献資料・活動団体紹介―」として、講義および報告が掲載されている。
昭和62年2月、B6版、117頁