総研叢書


 平成11年より従来の『布教資料』シリーズをリニューアルし、より広い視野で現代社会の様々な問題を積極的に取り上げてゆくために、当研究所の研究員が中心となって執筆・編集を行っている。

 


◆第11集 いのちの選択に向きあうとき(2020年3月発行)

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◆第10集 それぞれのかがやき:LGBTを知る―極楽の蓮と六色の虹―(2018年3月発行)

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 性に関わる人権の問題がメディアなどで取り上げられながらも、周知されない現状が多々あることを鑑み、その現状を報告し、そしてどのように対応すべきかを論じた。この問題に取り組む本願寺派の僧侶を招いた対談や、当事者の主張、体験談が生の声として記されている。そして各種法要や道場において、どのように配慮することが望ましいのかを模索している。

 

平成30年3月31日発行 B6版 171頁

 

【目次】

はじめに

序論

  一、はじめに

  二、性的少数者とLGBT

  三、LGBTに該当する人々

  四、日本仏教における取り組み

  五、まとめ

第1章 仏教・浄土教とLGBT/林田康順・中平了悟・工藤量導

  一、LGBTの問題を我がこととして捉えるには

  二、浄土宗の教義的立場からLGBT問題を考える

  三、教団としてLGBT問題や差別の問題とどのように関わってゆくべき

コラム 当事者の声①―お寺に集う人々

  あなたの街の片隅で/妹尾陽

  お寺とLGBT/橋本竜二

第2章 寺院とLGBT/今岡達雄・戸松義晴・石田一裕

  一、はじめに

  二、戒名について

  三、仏前結婚式

  四、おわりに

コラム 当事者の声②―浄土宗教師篇

第3章 法要儀式における性差/袖山榮輝・西城宗隆・石田一裕・宮坂直樹

  一、はじめに

  二、仏教における性差

  三、実際の儀式における性差

  四、まとめ

おわりに

 



◆第9集 僧侶、いかにあるべきか(2016年3月発行)

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 「僧侶論」が浄土宗宗議会において活発に議題に上がるなか、宗からの依頼を受け研究所に「現代社会で僧侶がどのようにあるべきか」を考察する研究班が設けられた。本書はその成果として上梓されたものである。これにあわせ三度シンポジウムが開催され、僧侶育成の歴史や現代社会で僧侶がどのように見られているのか、そしてどのようにふるまうべきかが論じられている。シンポジウムの報告抜粋や近世と近代における僧侶育成課程の整理、近世に上梓された『蓮門住持訓』の思想などが取り上げられている。

 

平成28年3月31日発行 B6版 149頁

 

【目次】

はじめに

■現代篇 現代社会の中の僧侶像

第1章 僧侶を取り巻く環境変化と問題点/今岡達雄

 ・現代社会における僧侶の評価

 ・僧侶いかにあるべきか

 ・環境変化と問題点

第2章 浄土宗僧侶はいかにあるべきか―公開シンポジウムの記録―/齊藤舜健

 ・京都分室における三回のシンポジウム

 ・あるべき僧侶の姿を求めて

 

■歴史篇 浄土宗僧侶の養成とその生き方

第1章 幕末までの僧侶養成/柴田泰山

 ・二祖三代における教化

 ・聖冏上人と聖聰上人

 ・近世の浄土宗学

 ・伝法と僧侶養成

 ・近代初期の浄土宗学教育

第2章 近代浄土宗における僧侶養成の変遷/江島尚俊

 ・近代の僧侶養成から何を問えるのか?

 ・明治前期の僧侶養成

 ・「宗門の教育」提唱

 ・学校制度の功罪

 ・近代養成制度の完成から戦後へ

 ・現状における課題―教団と学校の関係―

第3章 江戸時代の浄土宗僧侶の意見―貞極『蓮門住持訓』―/郡嶋昭示

 ・刊行の経緯

 ・現代語訳作業

 ・『蓮門住持訓』とは

 ・著者貞極上人と佛定上人

 ・『蓮門住持訓』の主張

 ・『蓮門住持訓』の主張をいかに捉えるべきか

 



◆第8集 浄土宗の「浄土三部経」理解 ―法然上人と親鸞聖人の相違をめぐって(2014年3月発行)

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総研叢書 第08集 浄土宗の「浄土三部経」理解 ―法然上人と親鸞聖人の相違をめぐ
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 浄土三部経の解釈をめぐって、法然上人と親鸞による解釈に着目し、相違部分の提示と浄土宗の立場での解釈を取り上げて論じた。本書は三部経現代語訳研究班(平成14年~23年)、浄土宗基本典籍の英訳研究班(※三部経の英訳作業は平成14~26年)において研究・報告した過程で蓄積されてきた問題意識がもとになっている。『無量寿経』『観無量寿経』『阿弥陀経』がそれぞれ章立てとされており、参照する際に検索しやすいものになっている。

 

 平成26年3月発行 B6版 174頁

 

【目次】

はじめに/「浄土三部経」関連研究班

第1章 法然上人と「浄土三部経」/林田康順

 ・はじめに―浄土宗における「浄土三部経」の位置―

 ・法然における「浄土三部経」の受けとめ

 ・親鸞における「浄土三部経」の受けとめ

 ・おわりに―浄土宗教師の矜持を持って―

第二章 浄土宗の『無量寿経』理解/袖山榮輝

 ・序説として―経典の構成について―

 ・『無量寿経』を読む

 ・親鸞における仏身仏土の理解と『無量寿経』―三願の受容―

 ・まとめ ―浄土宗における『無量寿経』の理解―

第三章 浄土宗の『観無量寿経』理解/齊藤舜健

 ・はじめに

 ・『観経』を読む

 ・浄土宗の『観経』理解

 ・真宗の『観経』理解

 ・まとめ

第四章 浄土宗の『阿弥陀経』理解/石田一裕

 ・はじめに

 ・『阿弥陀経』を読む

 ・浄土宗の『阿弥陀経』理解

 ・『阿弥陀経』理解の相違―浄土宗と真宗―

 ・まとめ

おわりに