公開シンポジウム:令和6年度(東京)

【令和6年度】浄土宗総合研究所(東京)シンポジウム 「墓じまい」を考える

「墓じまい」が現在、一つの流行語のように扱われている。墓じまいは「信仰の希薄化」という一言では片付けることの出来ないものであり、人口移動や家族の在り方の変化という、大きな社会変動により生じた現象である。過疎地域だけでなく都市部でも、多くの地域において墓じまいはもはや避けることができず、寺院における檀家減少に直結するため、まさに仏教界全体が大きな転換期を迎えていると言えよう。

本シンポジウムでは、なぜ「墓じまい」が急激に増加したのかについて社会学的に捉えたうえで、墓じまいに伴い生じる諸問題に対して我々はどうすべきかについて考えていく。

 

日時:令和7年2月10日(月)/13時から16時30分まで

   (受付:12時30分から)

 

開催形式:対面・オンライン 併用

〔対面〕大本山増上寺光摂殿 講堂

〔オンライン〕ZOOMウェビナー 

 ※2月上旬にE-mailにてご案内いたします。

 

基調講演 テーマ:「なぜ今、墓じまいなのか?」

井上治代 氏  

元・東洋大学教授、NPO法人エンディングセンター理事長

著書『墓と家族の変容』(岩波書店、2003)ほか

 

パネリスト

・西村昭仁 上人(石見教区長福寺住職・宗議会議員)

 テーマ:「過疎地域における墓じまい」

・鎌倉新書 赤羽真聡 氏(常務執行役員付、株式会社ハウスボートクラブ 代表取締役社長)

 テーマ:「都市部における墓じまいの現状と新たな墓の動向」

・齊藤善隆 上人(弁護士、長野教区天然寺副住職)

 テーマ:「墓じまいに伴う諸問題 法律的視点から」

・鵜飼秀徳 上人(ジャーナリスト、京都教区正覚寺住職)

 テーマ:「墓じまいの功罪 –弔いの喪失がもたらすもの–」

 

コーディネーター:名和清隆(浄土宗総合研究所研究員)   

対象:浄土宗教師・寺族ほか

◇参加費:無料

申込方法:下の申込フォームよりお申し込みください。

      申込フォーム:https://forms.gle/bxUSt27M1iKGtBGQA

 

申込期限:令和7年2月3日()

問合先:浄土宗総合研究所

     〒105-0011 東京都港区芝公園4-7-4  明照会館内4F

TEL:03-5472-6571 FAX:03-3438-4033

Eメール:info@jsri.jp