近年、本山や各寺院の諸行事では、法話の聴衆が減少したように感じられ、また法話の席そのものも少なくなり、いわば「法話ばなれ」がみられるようになりました。その一方で、「H1法話グランプリ」という法話イベントは、若年層を中心に多くの聴衆からの支持を得ています。
本シンポジウムでは、このような法話の現状を鑑みて、より良き法話のために、時代と聴衆の変化の中で「守るべきこと」と「変えるべきこと」について追究します。
私たち教師が、これからの法話を考える機会となれば幸いです。
◎日時:令和7年11月18日(火) 午後零時15分から4時30分まで
受付(対面・オンラインとも):正午から
◎開催方法:対面・オンライン併用
〔対面〕浄土宗教化研修会館(源光院)1階大ホール
〔オンライン〕ZOOMウェビナー 事前申込の方にご案内をE-mailでお送りいたします。
◎登壇者と発題テーマ
宮入良光(浄土宗総合研究所研究員)
「聴衆の目から見た法話の現状と課題
-〈各宗派法話会におけるアンケート〉調査より-」
(浄土宗総合研究所現代布教班「平成23年度研究成果報告」より)
日下部謙旨(慶光寺住職・大本山金戒光明寺布教師会顧問)
「本山布教師の立場から」
戸松義晴(浄土宗総合研究所副所長)
「H1法話グランプリの審査員の立場から」
大河内大博(願生寺住職・臨床仏教研究所特任研究員)
「グリーフケアの視点からみた法話の課題」
佐々木閑(花園大学特別教授)
「広く一般の人々に仏教を発信する立場から」
◎コーディネーター:井野周隆(浄土宗総合研究所研究員)
◎対象:浄土宗関係者及び一般
◎参加費:無料
◎申込方法:下記の申込フォームよりお申し込みください。
◎申込期限:令和7年11月11日(火)
◇問合先:浄土宗総合研究所(京都分室)
〒605-0062 京都市東山区林下町416 浄土宗教化研修会館内
TEL: 075-744-0841
FAX: 075-744-0849
Eメール: sympo2025kyoto@jsri.jp